カズレーザー スマホの使い過ぎが『口臭』につながる?専門家が原因と口臭予防に効果のある“果物”を紹介

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が23日に放送された。今回は『生活習慣改善』をテーマに、『歯磨きだけでは防げない スマホが引き起こすデジタル口臭』という講義で、口臭学の専門家が今増えつつある現代人の口臭の原因と、それを防ぐ正しい歯磨きの仕方ついて解説を行った。

専門家によると、そもそも口臭の原因の9割は口の中にあるそうで、舌の表面に残った食べかすなどで発生する細菌の繁殖や、口の中をきれいに洗い流す作用のある唾液の分泌量が減少する『ドライマウス』などが、口臭発生の代表例だという。

特にドライマウスは日本人の4人に1人がその症状を抱えており、最近では長時間スマートフォンを見続けることがドライマウスの原因となっているという。首を下に向けるスマホ姿勢には唾液の分泌を抑える作用があるうえ、小さな画面を集中して見ると交感神経が優位になり緊張状態に陥るため、分泌される唾液の自浄作用が弱まるのだそうだ。その結果、読書などをしている時と比べて、スマートフォンを操作している時の方が口臭は強まってしまうという。

専門家は口臭対策として正しい歯磨き方法を解説。歯磨き剤に含まれる薬効成分の効果を持続させるためうがいを1回程度にとどめることや、1週間に2回ほど専用のブラシを使って舌の汚れを取りのぞくことを推奨した。舌磨きは口臭予防に効果を発揮するが、やりすぎは舌を傷つけてしまうことにつながるため、注意が必要だという。「結構長時間歯磨いちゃいますね。うがいも喉の奥の方までスッキリしたいんで、何回もしちゃいますね」と語っていたカズレーザーは、正しい歯磨き方法に納得の表情を浮かべていた。

また専門家は口臭予防に最適な食べ物として、パイナップルを紹介し、パイナップルに含まれるタンパク質を分解する酵素に、口の中の食べカスや舌の汚れを分解する効果があると語った。

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