「ウェンブリーを楽しみに」EFL杯決勝進出のリバプール、クロップ監督は「本当に幸せだ」

EFLカップ決勝進出を喜ぶユルゲン・クロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、EFLカップ(カラバオカップ)決勝進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

24日、敵地でフルアムとのEFLカップ準決勝2ndレグに挑んだリバプール。1stレグを2-1で制したチームは、この日も11分にFWルイス・ディアスのゴールで幸先良く先制すると、その後もチャンスを作りながらハーフタイムへ。後半はフルアムの反撃を受けて77分に追いつかれたが、その後は守備陣の奮闘もあり1-1で試合を終えた。

2戦合計スコア3-2でEFLカップ決勝進出を決めたクロップ監督は、追加点を奪えなかったことが課題としつつウェンブリー・スタジアムでの試合を心待ちにしている。

「非常に嬉しい。誰もがホームでの2ndレグの方が良いと言うところ、我々はホームで先に試合をして2-1で勝利していた。もちろん、我々はこの仕事に長く携わっており、何も決着がついたわけではないと完全に理解していたがね。最初の30分のプレーはとても気に入っている。この試合に向けた準備ができており、それが重要だった」

「昨日、マルコ・シルバの記者会見を聞いたが、私はとても好感を持った。彼はこれがおそらくシーズンで最も重要な試合だと言っていたんだ。彼らは決勝戦に行きたいと思っており、それが彼らにとって何を意味するものか私も理解していた」

「30分が経過した時点で我々は1点リードし、2点目のチャンスもあった。後半のプレーも好きだが、得点すべきだったと思う。試合を終わらせることができたはずだったが、それはできなかった」

「そして、1-1になった。(リバプール下部組織出身の)ハリー・ウィルソン、正直に言うと、もう1人のリバプールの選手がとても良い瞬間を迎えたんだ。それでもこの結果はとても気分が良く、本当に幸せだ。ロッカールームも本当に幸せそうだった。選手たちはこれを望んでいたからね。決勝まであと4週間ほどあり、その間にで10試合をこなす必要がある。いくつかの試合が控えているが、 ウェンブリーを楽しみにしているよ。間違いなく」

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