ラグジュアリーな洋式トイレ開発 創業80年を超える水回り設備機器商社「さかもと」

 日本の伝統文化を発信しようと、7年前に宇都宮市の水回り設備機器商社が手掛けた漆加工のカラフルな洋式トイレが、このほどフルモデルチェンジし、1月19日に新作がお披露目されました。

 お披露目されたのは、赤や黒にカラーリングされたラグジュアリーなトイレの新作モデルです。

 開発を手掛けたのは宇都宮市で創業して80年を超える水回り設備機器商社の「さかもと」です。

 白やアイボリーが主流とされるトイレの色に新しい風を巻き起こそうと、7年前に開発された第1世代は、漆などをあしらい和の伝統美を追求。

 フルモデルチェンジした第2世代では、和のイメージの強い、これまでの「朱赤」「漆黒」「群青」の3色に加え、幅広い施設からの引き合いを求めてカラーリングも7倍の20種以上になりました。

 商品はすべてオーダーメイドのため、オリジナルデザインやロゴをあしらうことも可能だということです。

 「さかもと」では来年(2025年)、大阪万博が開かれ外国人観光客が多く見込まれる関西方面の施設にPRしていきたいとしています。

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