新しい南部鉄器の姿考えて 奥州・3Dデザイン募集

南部鉄器の3Dデザインを募集する小泉成文さん

 岩手県奥州市地域おこし協力隊の小泉成文さん(34)=横浜市出身=が会長を務める奥州3Dデザイン展実行委は31日まで、新しい南部鉄器の3Dデザインを募集している。興味を持つきっかけをつくり、知名度向上を図る。

 鉄瓶や急須に限らず、文房具や音楽用品など自由な発想の作品を募る。考えたデザインを3Dコンテンツの公開や共有、売買ができるプラットフォーム「Sketchfab」にアップロードし、そのURLや必要事項を専用フォームに記入して応募する。

 小泉さんや市内の南部鉄器製造業者ら6人が審査員を務め、最優秀賞は商品化も検討。受賞作品は、3月に開催予定の奥州3Dデザイン展で展示する。

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