プロスペクト遊撃手トップ10 オリオールズ・ホリデイが1位に選出

MLB公式サイトでプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、2024年版の「ポジション別プロスペクト・ランキング・トップ10」の発表をスタートしており、日本時間1月25日にはプロスペクト遊撃手トップ10が発表された。1位はオリオールズの超有望株ジャクソン・ホリデイ。昨年12月に20歳になったばかりだが、2022年ドラフト全体1位指名でプロ入りしたあと、マイナー各階級で結果を残してすでにAAA級に到達しており、今季は開幕メジャーの可能性もあるとみられている。

ホリデイはロッキーズやカージナルスで活躍した強打者マット・ホリデイの息子として知られており、プロ2年目の昨季はマイナーA級からスタートし、A+級、AA級を経て9月にはAAA級へ昇格。4階級合計で125試合に出場し、打率.323、12本塁打、75打点、24盗塁、101四球、出塁率.442、OPS.941の好成績を残した。「MLBパイプライン」が選出する年間最優秀プロスペクト打者にも選ばれている。

遊撃は誰もがやりたがるポジションであり、最終的にほかのポジションに移す選手も遊撃からスタートするケースが多い。そのため、プロスペクト遊撃手は毎年、非常に層が厚く、「MLBパイプライン」によると、日本時間1月27日に発表される予定のプロスペクト・ランキング全体トップ100において、遊撃手トップ10の全員が50位以内にランクインしているという。遊撃手トップ10に名を連ねるということは、球界全体でもトップクラスの有望株であることを意味するのだ。

遊撃手トップ10のうち、3位のジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス)と10位のマルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)はすでに昨季メジャーデビューしているが、この2人以外にも、1位のホリデイ、2位のコルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)、4位のジャクソン・メリル(パドレス)、5位のマルセロ・メイヤー(レッドソックス)、6位のブルックス・リー(ツインズ)は今季中のメジャーデビューを予想されている。彼らがメジャーの舞台でどんなプレーを見せてくれるか、今から非常に楽しみだ。

「MLBパイプライン」が発表したプロスペクト遊撃手トップ10は以下の通り。

1 ジャクソン・ホリデイ(オリオールズ)
2 コルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)
3 ジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス)
4 ジャクソン・メリル(パドレス)
5 マルセロ・メイヤー(レッドソックス)
6 ブルックス・リー(ツインズ)
7 カーソン・ウィリアムス(レイズ)
8 アダエル・アマダー(ロッキーズ)
9 コール・ヤング(マリナーズ)
10 マルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)

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