MLBネットワークによる左翼手トップ10 アルバレスが1位に選出

MLBネットワークでは毎年、各ポジションのトップ10を選出している。個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとにランキングを作成。先発投手部門でゲリット・コール(ヤンキース)、捕手部門でアドリー・ラッチマン(オリオールズ)、遊撃手部門でコリー・シーガー(レンジャーズ)、右翼手部門でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、二塁手部門でムーキー・ベッツ(ドジャース)、一塁手部門でフレディ・フリーマン(ドジャース)が1位に選ばれたのに続き、左翼手部門のトップ10が発表された。

MLBネットワークが発表した左翼手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 ヨーダン・アルバレス(1)
2 ブランドン・ニモ(中堅手4位)
3 ノーラン・ジョーンズ(圏外)
4 ブライアン・レイノルズ(中堅手6位)
5 チャス・マコーミック(中堅手10位)
6 ランディ・アロザレーナ(5)
7 ラーズ・ヌートバー(圏外)
8 クリスチャン・イェリッチ(圏外)
9 マット・ウォルナー(圏外)
10 カイル・シュワーバー(3)

アストロズの主砲アルバレスが2年連続1位に選ばれた。指名打者の印象が強いものの、2021年は左翼手として39試合、2022年は56試合、昨季も40試合にスタメン出場。このトップ10企画に指名打者部門がないことも影響しているのか、左翼手扱いとなっている。昨季は前年に比べて少し数字を落としたが、それでも114試合で打率.293、31本塁打、97打点、出塁率.407、OPS.990と強打を発揮した。

ポジションが変わった選手も多く、2位以下のランキングは大きく変動した。フアン・ソトが左翼手部門から右翼手部門へ移り、2位のニモ、4位のレイノルズ、5位のマコーミックは中堅手部門から左翼手部門に加わった。2年連続で左翼手部門トップ10にランクインした選手は、1位のアルバレス、6位のアロザレーナ、10位のシュワーバーの3人だけである。

今季は正左翼手としての起用が予定されているカージナルスのヌートバーは7位にランクイン。昨季は3度の故障者リスト入りがあったものの、117試合に出場して自身初の規定打席到達を果たし、打率.261、14本塁打、46打点、11盗塁、出塁率.367、OPS.785を記録した。メジャー4年目の今季はさらなる飛躍が期待されている。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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