【日進市】野菜のおいしさ際立つ「ランチ作り」の音色を楽しむ 乃木坂46・佐藤楓の音集め旅

グリルチキンサラダ with 十六穀米

ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。

乃木坂46・佐藤楓

今回は訪れたのは愛知県中部に位置し、名古屋市東部や豊田市に隣接する日進市。暮らしの中に里山があふれ、自然豊かで子育てがしやすいと若い世代にも人気の街で音集めです。

牧場で行われる「牛の世話」の音色

愛知牧場

豊かな自然の中で動物と触れ合える「愛知牧場」は、日進市の人気スポット。牧場では約140頭の乳牛が飼育されていて、スタッフが日々世話をしています。

牛舎を清潔に保つために欠かせない作業が、朝と夕方の2回の掃除。大きな竹ぼうきで牛舎の中を掃きます。掃除を終えると、子牛用のミルク作りへ。子牛の健康管理を行うため、消化しやすい粉ミルクを使います。

大人の牛には一頭ずつ丁寧にブラッシング。牛のストレスが軽減して牛乳の量が増えるといわれています。何とも気持ちよさそうです。

職人の早わざが光る回転寿司店の「名物イベント」の音色

御殿タイム

「寿司御殿」は20年以上前から日進市で親しまれている回転寿司店。丸ごと一匹の鮮魚を持った職人が店内を周りながら注文を受ける名物イベント「御殿タイム」が人気を集めています。

突発的に開催される「御殿タイム」では、客の目の前で鮮魚をおろし、そのまま寿司に握って提供します。この日は愛媛県宇和島産のブランド鯛「鯛一郎クン」を職人が華麗にさばきます。

職人の手によってあっという間に切り分けられたブランド鯛。さばいたばかりの新鮮なネタで出来上がる寿司の味は格別です。

日進市が栽培に力を入れる「プチヴェール」の音色

プチヴェール

フランス語で“小さな緑”という意味の「プチヴェール」は、芽キャベツとケールを掛け合わせた野菜です。地元の特産品にと、日進市では20年前から栽培に力を入れています。

冬が旬のプチヴェールは今が収穫の最盛期。4~5センチほどのわき芽一株から、約60~70枚の葉が収穫されます。腰をかがめて葉を一枚ずつ丁寧に収穫していくのは大変な作業。収穫したプチヴェールは丁寧に水洗いしてから出荷します。栄養価が高く、サラダや炒め物にぴったりです。

採れたて野菜のおいしさが際立つ「ランチ作り」の音色

グリルチキンサラダ with 十六穀米

日進市で人気を集めるレストラン「Farmer'sCafe Terrase KOTONOKA」。店の隣で栽培された新鮮な野菜を味わえる「農家カフェ」です。季節野菜のおいしさを届けたいと2年前にオープン。料理長の中野晴哉さんが、その日のランチに使う野菜を収穫してランチを作ります。

注目メニューは「Farmer's グリルチキンサラダ with 十六穀米」。店の隣にある畑で育てた野菜と、産地直送の無農薬野菜を使用しています。野菜本来のおいしさが存分に味わえる一皿です。

ビー玉がカラカラと音を立てる「木のおもちゃ作り」の音色

木のおもちゃ

ハンドルを回すとからくりが動き、ビー玉がカラカラと音を立てながら仕掛けの上を転がっていく楽しい木のおもちゃ。日進市にある「kenkobo」には、店を営む山口健治さんが全て手作りした木のおもちゃが並びます。

もともとは建設会社に勤めていた山口さん。孫のためにすべり台を作ったことをきっかけに、20年以上前から木のおもちゃ作りを手がけています。歯車などの部品も電動のこぎりで一つずつ丁寧に切り出します。

パーツのカドを丸くするのは子どもがケガをしないようにするため。山口さんが一人ですべての製作を行うので、完成までに約1カ月かかることもあるそうです。優しい音を奏でる木のおもちゃ、日進市のふるさと納税としても人気となっています。

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