鳥栖退団のFW和田凌が香港へ、多くの日本人選手が所属する香港流浪足球会に加入

鳥栖からの退団が決まったFW和田凌(写真はブリスベン・ロアーFC時代)[写真:Getty Images]

サガン鳥栖は25日、2023シーズン限りで退団したFW和田凌(28)が、香港プレミアリーグに所属する香港流浪足球会(香港レンジャーズFC)へ加入すると発表した。

ジェフユナイテッド千葉の下部組織に所属していた和田は、2018年に阪南大学からFC琉球入り。その後、鹿児島ユナイテッドFCを経て2021シーズンから鳥栖に加入した。

鳥栖では出場機会を掴めず、2022年2月にオーストラリアのブリスベン・ロアーFCへ期限付き移籍。同年5月に復帰すると、今度は日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀(現レイラック滋賀FC)に期限付き移籍で加入した。

2023シーズンも引き続き滋賀へ期限付き移籍していた和田だが、公式戦出場は7試合にとどまることに。JFLでは1ゴールを記録したものの先発出場はなく、シーズン終了後に鳥栖との契約満了が発表された。

なお、香港流浪足球会にはDF林堂眞、MF神田夢実、MF岡本玲仁、MF林遼太と、すでに日本人選手が4人所属している。

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