小曽根真の新トリオ“Trinfinity”のファースト・アルバムが発売

©Takumi Saitoh

ジャズ・ピアニストとしての第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に果たし、ジャンルを超えて世界規模での活躍を続ける小曽根真。そんな小曽根のニュー・アルバム『Trinfinity』が本日リリースされた。

アルバム『Trinfinity』は、1983年の世界デビューから40周年の節目を迎えた2023年、小曽根が新たに結成した同名のトリオによる作品。小曽根と俳優の神野三鈴が主宰する次世代を担う若手音楽家のプロジェクト「From OZONE till Dawn」に所属するベースの小川晋平とドラムのきたいくにとをメンバーに迎えている。

アルバムは2023年8月にニューヨークで録音。小曽根のオリジナルを中心に、小川晋平のオリジナルも2曲(「エチュダージ」「ミスター・モンスター」)収録している。曲により、小曽根と親交の深いパキート・デリベラとダニー・マッキャスリン、そして現在バークリー音楽大学に留学中のアルト・サックスの新星・佐々木梨子、ニューヨークのジャズ・シーンで活動するパーカッション奏者の二階堂貴文が参加。アルバム・ジャケット及びアーティスト写真の撮影を俳優/映画監督・斎藤工が担当しているのも話題だ。

「このふたりとなら絶対楽しくなるし、自分自身も含めて成長できる」という確信をもってトリオを結成したという小曽根。「Trio」と「Infinity」を掛け合わせたバンド名の通り、瞬間瞬間のインタープレイの生み出す化学反応が無限の可能性を感じさせる、瑞々しく鮮烈なトリオ・アルバムとなっている。

4月から5月にかけては発売記念ツアーも決定。4月1日~4日のブルーノート東京公演には、アルバムで2曲に加わったサックス奏者のダニー・マッキャスリンがゲスト参加する。

<YouTube:The Path

【リリース情報】

小曽根真『Trinfinity』
2024年1月24日(水)発売
SHM-CD:UCCJ-2232 ¥3,300 (税込)
https://Makoto-Ozone.lnk.to/Trinfinity

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