「イメージが悪くなってく一方」佐々木朗希 メジャー希望で波紋、選手会脱退…相次ぐ“ワガママ報道”に募る不安

23年6月4日、プロ野球交流戦・阪神-ロッテでグラウンドを見つめる佐々木朗希(写真:時事通信)

キャンプインまで1週間を切るなか、未だ着地する気配のない千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希(22)の契約更改。さらに、“わがまま”とも捉えられるような報道が相次ぎ、ファンは気が気でないようだ。

昨年12月にポスティング制度による今オフ中のメジャー移籍を希望したことが報じられた佐々木。入団時からメジャーを志望していたとはいえ、現状での移籍希望には、波紋が広がった。

「佐々木選手は、昨年のWBCにも出場し、史上最年少で完全試合を達成するなど才能ある選手です。しかし、これまで何度も故障を起こしておりプロ4年間で一度も規定投球回に達していません。ポテンシャルはありますが、まだ体作りが仕上がっていないとの見方が強いです。

昨シーズンも登板は15試合にとどまり、チームへの貢献という面でもまだ“足りない”といったところ。さらに25歳までの選手の場合、契約金の上限が制限されているため、現状で移籍を認めた場合、ロッテは少額の移籍金しか得ることができません。そのため、メジャー移籍については、時期尚早ではとの指摘が相次いでいるのです」(スポーツ紙記者)

1月4日に高坂球団社長が「以前から話してきている通りですが、活躍した選手がメジャーに挑戦していくことについては、球団として後押ししていきたい」と語るなど、ゆくゆくのメジャー挑戦は応援しているとみられる。短い選手生命のなかで“焦るのもわかる”と同情する声もあがる一方で、根強いのは”もう少し我慢して”との見方だ。

「さらに、1月25日に『文春オンライン』が、佐々木選手がプロ野球選手会を脱退していたと報じました。これが佐々木選手の意志なのかはわかりませんが、メジャー希望の報道もあり“そんなに日本球界にいたくないの?”と訝しむ声も上がってしまっています」(前出・スポーツ紙記者)

球界の慣習を無視した振る舞いが相次いで報じられたことで、SNS上ではイメージ悪化に不安を抱くファンが多く見受けられる。

《朗希、イメージ悪くなっちゃわない??大丈夫??大丈夫じゃないような。。。》
《このままゴネ続けても印象悪くなるだけで何考えてるのやら》
《佐々木朗希側の周りの大人がダメすぎて本人のイメージが悪くなってく一方って感じがなあ。。》
《なんだか心配な話題しか聞きませんが大丈夫かしら》
《まあそんなことより佐々木朗希は大丈夫なんか。後ろに誰がいるのか知らんけど、どんどん変な方向に行きそうな・・・・・》

本人の口からはこれらの報道に対し、説明はない。佐々木は何を考えているのだろうか――。

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