かなりの高視聴率が期待され始めた今春放送の『GTOリバイバル』

俳優の反町隆史が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『グレイトギフト』が18日にスタート、初回の平均世帯視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。1月期の連続ドラマでは、西島秀俊主演の『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の11.3%に次ぐ高視聴率でのスタートとなった。

「完全犯罪の殺人」を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるかつてないサバイバル医療ミステリー。そんな世にも恐ろしい球菌を発見したことで、うだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣(反町)の人生は激変する。反町の脇を、佐々木蔵之介、波瑠、倉科カナ、小野花梨、坂東彌十郎ら演技派が固める。

「反町さんといえば、昨年は妻の松嶋菜々子さん結婚後、初共演したCMが話題になりました。ソフトバンクのCMでは優しい父親役を演じています。このところ、脇役にも回るようになっていますが、ここに来てまたまたブレイクしそうな勢いです」(芸能記者)

CMでの露出もあってか、主演ドラマは好調なスタートを切ったが、その結果に大喜びしているのがフジテレビとカンテレだという。

「今春、1998年の夏に放送された反町さん主演の連続ドラマ『GTO』が26年ぶりに復活し、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』が放送されます。すでに撮影は終えていますが、まだまだ情報を小出しにしていて、元旦にカンテレの公式SNSに反町さん演じる鬼塚英吉の特報映像が初公開されたぐらい。

フジはこのところ、なかなか高視聴率を獲得するドラマがありませんが、周年ドラマとして〝切り札〟をぶつけました。ドラマの放送が発表されたのは昨年の9月でしたが、そこからは反町さんに〝追い風〟が吹き荒れています。なので、局内では高視聴率獲得の期待が高まっています」(テレビ誌記者)

今作では、鬼塚が問題だらけの高校に教師として赴任し、悩みを抱えた生徒たちに鬼塚流の熱血授業を繰り広げるという。

98年のドラマは、全12話の平均視聴率が28.5%、最終回は35.7%の高視聴率を記録。また、反町自身が作詞し、歌いあげた主題歌『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』も大ヒットしたが、どこまで当時を〝再現〟するかも期待されるという。

「もともと、『GTO』での共演がきっかけで松嶋さんと結婚しただけに、松嶋さんが出演するかにも期待が高まります。さらには、『POISON』の新バージョンを歌えば再びヒットすることは確実では」(同)

ドラマ版から26年の時を経て、どんな鬼塚を見せてくれるのかが注目される。

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