ウクライナへの侵攻を支持していたロシアの軍事ブロガー、マクシム・フォミン氏がロシア第2の都市サンクトペテルブルクのカフェ爆発で殺害された事件で、ロシアの軍事裁判所は25日、実行犯の女ダリア・トレポワ被告にテロ行為の罪などで懲役27年の判決を言い渡した。ロシア通信などが伝えた。
フォミン氏は「ウラドレン・タタルスキー」の筆名で前線の状況を伝えていた。フォミン氏は昨年4月、カフェで講演した際、トレポワ被告から贈られた胸像が爆発して死亡。他に40人が負傷した。
トレポワ被告は胸像を渡したと認めたが、爆発物が入っていたことは知らなかったと主張した。（共同）
