マンチェスター・Uのマルシャルが10週間の離脱も新たな選手の獲得はなしか

写真:10週間の離脱が決まったマルシャル

マンチェスター・ユナイテッドのアンソニー・マルシャルは、鼠径部の手術をしたことにより10週間の離脱が決まった。同クラブの公式サイトが伝えている。

現在28歳のマルシャルとマンチェスター・ユナイテッドの現行の契約は今シーズン終了後に満了となる。現状、契約延長をする見込みはなく、今夏に退団する可能性が濃厚となっている。マルシャルは2015年の夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入し、通算317試合で90ゴールを挙げている。今シーズンは公式戦19試合に出場し、2ゴール2アシストを記録している。

12月9日に行われたボーンマス戦に出場して以来、欠場していたマルシャルだが手術をしたことで復帰は4月初旬が予想される。マルシャルのさらなる離脱が決まり、マンチェスター・ユナイテッドのセンターフォワードはラスムス・ホイルンドの1人のみとなったが、今冬の新たなアタッカーの獲得の可能性は低いという。イギリス『Daily Mail』電子版が伝えている。

過去には冬の移籍市場で、ヴァウト・ヴェフホースト(ホッフェンハイム / ドイツ)、オディオン・イガロ(アル・ワフダ・メッカ / サウジアラビア)といった選手をレンタルで獲得した歴史があるが、予算の都合上新たな選手の獲得は難しいという。

サウジアラビアのアル・イテハドに所属するカリム・ベンゼマや、バイエルンのエリック・マキシム・シュポ=モティング、アヤックスのブライアン・ブロビーに関心を寄せていると噂されているが、マンチェスター・ユナイテッドの首脳陣は今冬に動くことは否定しているようだ。

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