PSGが逸材モスカルド加入を正式発表! 加入は来季からに

PSG加入決定のモスカルド[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)は25日、コリンチャンスからU-23ブラジル代表MFガブリエウ・モスカルド(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年半となる。
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なお、今シーズン終了まではレンタルという形でコリンチャンスに残留し、2024-25シーズンからの加入となる。

昨年末の段階で加入が確実視されたなか、正式にパリの巨人の一員となったモスカルドは、新天地での意気込みを語っている。

「パリ・サンジェルマンに加入できてとても嬉しいよ。今日は僕の人生で最高の日のひとつだ。ここには才能ある若いプレーヤーが参加しているプロジェクトがある。チームに加わること、チームやコーチングスタッフに会えることを楽しみにしているし、レ・ルージュ・エ・ブルーで多くのトロフィーを獲得し、ファンを幸せにしたいと願っているよ」

2017年にコリンチャンスの下部組織に加入したモスカルドは185cmの守備的MF。2023年6月末に行われたコパ・リベルタドーレスのリベルプール戦でファーストチームデビューを飾り、ここまでは公式戦25試合に出場。また、コリンチャンスでの活躍が認められ、先日にはU-23ブラジル代表に初招集された。

高い戦術眼、テクニック、優れたパーソナリティを有する逸材に対してはバルセロナ、チェルシーが強い関心を示してきたが、先日にPSGは移籍金2200万ユーロ+アドオン300万ユーロの総額2500万ユーロ(約39億円)の条件で合意に至ったと報じられていた。

なお、昨年末に左足の予防的な手術を行っていた同選手は4月上旬の復帰を目指しており、コリンチャンスでの戦列復帰後に今夏のプレシーズンから満を持して新天地での挑戦に臨む予定だ。

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