「左手の演奏家」熱い共演 右手に障害、それでも楽器あきらめず 「心から伝えたい音楽を」 札幌で28日フェス

本番を前に練習する畠中さん(手前右)ら

 事故や病気で右手が不自由になった「左手の演奏家」3人が28日、札幌市西区で開かれる第14回北海道吹奏楽フェスティバルで共演する。楽器はフルートとトランペット、ピアノ。それぞれ苦難に直面したが、周囲の激励を受け音楽を続ける。3人は「技術だけではない、自分たちが心から伝えたい音楽を聴く人に届けたい」と意気込む。

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