朝乃山26日再出場 「良くなった。勝ちにいく」

  ●豪ノ山と対戦

 大相撲初場所9日目から休場していた西前頭7枚目、朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は25日、13日目の26日から再出場することを決めた。右足首の負傷で休場し、12日目時点で7勝2敗3休。朝乃山は「だいぶ良くなってきた。出るからには勝ちにいく」と語り、残り3日間で勝ち越しを目指す。26日は東前頭3枚目の豪ノ山(武隈部屋)と対戦する。

 朝乃山は25日、負傷後初めて朝稽古に参加した。患部にテーピングを施し、一時は体重をかけられなかった右足で踏ん張る動きを確かめていた。

 師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)によると、25日朝に本人が再出場を申し出た。高砂親方は「本人が一番悔しい思いをしていると思う。けがを悪化させないように頑張ってほしい」と述べた。

 初日から7連勝と好調だった朝乃山は、初黒星を喫した8日目の玉鷲戦で負傷。「右足関節捻挫で全治2週間を要する見込み」と診断された。

 先場所は左ふくらはぎのけがで7日目まで休場した影響で4勝4敗7休で終え、復帰後初めて負け越した。再出場で2場所ぶりの勝ち越しを目指す。

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