札幌市教委は、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態の調査結果について、被害者や加害者が特定されない範囲で公表する方針を固めた。これまで被害を受けた子どもの保護者が求めない限り公表していなかったが、いじめ被害を訴えていた札幌市立中学1年の女子生徒が2021年に自殺した問題で、調査報告書の情報開示のあり方が批判されたため、対応を転換する。26日の教育委員会会議の協議を経て正式決定する見通し。
重大いじめ調査公表へ 札幌市教委、特定されぬ範囲で
- Published
- 2024/01/26 05:00 (JST)