県教育委員会は25日、2024年度公立高推薦入試の志願状況を発表した。全体の志願倍率は前年度より0.02ポイント下がって0.96倍となった。現行制度となった14年度以降では過去最低となった。
募集定員は前年度から16人増えて896人。これに対して857人が志願した。志願倍率が高い上位3学科はいずれも山形商業。経済科3.00倍、情報科2.50倍、総合ビジネス科2.43倍となった。
県外からの志願者は合計19人で、前年度から5人増えた。内訳は遊佐7人、小国5人、新庄南金山校3人、加茂水産2人。山形北音楽科、新庄北最上校はともに1人。今回から受け入れを開始した村山産業、高畠、庄内農業への志願者はいなかった。
連携型中高一貫教育を行っている2校では、リポート提出や面接などによる連携型選抜を実施している。新庄南金山校に7人、小国に16人が志願した。
2月2日に面接などが行われ、同9日に結果が通知される。
