長崎県は25日、新型コロナウイルスやインフルエンザの最近1週間（15～21日）の感染状況を公表した。インフルエンザは3週間ぶりに増え、警報を継続。新型コロナは4週連続で増加した。いずれも10歳未満と10代の感染者が多く、インフルエンザでは全体の約75％を占めた。
インフルエンザの定点医療機関（県内70）の報告数は1372人（前週比265人増）。1定点当たり19.60人（同3.79人増）で、警報レベル終息基準値（10人）を超えている。1定点当たりの報告数を県内10の保健所管内別でみると、県北（30.00人）が最も多く、県南、五島、上五島を除く7地区で前週を上回った。
新型コロナの報告数は、前週より145人多い908人。1定点当たり12.97人（同2.07人増）だった。1定点当たりの報告数は保健所管内別で、県北（20.50人）が最多。県央、長崎も15人を超えた。年代別では、10歳未満と10代で半数を占めていた。
