維新・吉村共同代表は●●好き?橋下徹さんにこれだけは言いたい!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2024年1月24日に公開された動画ではゲストに日本維新の会・共同代表の吉村洋文氏をお招きし、時事問題と、日本維新の会の代表を務めた橋下徹さんと松井一郎さんの2人について語っていただきました。

政治のことより楽しそうに語るのは……どんな話?

【このトピックのポイント】
・台湾総統選を通じて見た中国との関係、日本はどうあるべきか
・実は●●好き?ゲストの吉村氏、大いに盛り上がる
・橋下さん松井さんは……「やりたいようにやって、腹立たしい!」

吉村氏のプロフィールは以下の通りです。

橋下徹氏から市長の後継指名をされたときのことを問うと、実は2014年の衆院選の前に一度打診があったとのこと。

その時、大阪都構想が公明党の反対で行き詰まり、橋下氏は「俺は市長を辞めて公明党の選挙区に出る。一生出続けてそのためだけに生きていく」と吉村氏に後継を託したそうです。

結局、橋下氏の衆院選出馬の話は流れましたが、吉村氏は当時のことを「おかしい人や(と思った)」と振り返り、笑いを誘いました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして吉村氏に回答していただきました。

台湾総統選は与党が勝利、日本は中国との関係をどう考える?

今回の時事ネタのひとつめは「台湾総統選」。

吉村氏は、中国が台湾に力で侵攻しようとしていることは「絶対あってはならない」とし、台湾国民の民主主義を守っていくという意思で頼総統が新しく誕生したのはよかったと語ります。

中国に対して、日本はどう対峙していくべきか、というMC鈴木邦和の問いかけに対し、吉村氏は、「関係が断ち切られることはないし、関係を保つことは必要だが、基本的な価値観が違うことは認識したほうがいい」と語ります。

吉村洋文氏「中国の軍事力が圧倒的に強くなっていく中で、自国のことは自国で守るという思いの中で、防衛を考えねばなりません」

吉村氏は、島国で、他国と境界を接していない日本は「鈍感になりがち」と指摘します。自衛隊の防衛力を高めていく、それに必要な予算をしっかり確保していくことは、日本にとって重要。さらに、経済力を強化すること、経済安全保障も国の力として非常に重要だと締めくくりました。

月面着陸成功!政治と関係ないけど……

ふたつめの時事ネタは……「SLIMの月面着陸成功」です。

吉村氏「ぜんぜん政治と関係ない(笑)」

月面着陸に成功した史上5番目の国となった日本。この記事について吉村氏は、「デジタル空間を制するために宇宙空間はすごく大切になってくると思うんです」と述べます。戦闘機や艦隊の性能を高めていくことも重要ですが、デジタル空間が止まったら何もできなくなる。防衛面を鑑みた際、宇宙空間へアプローチできる技術を持つのは重要だと主張しますが……

吉村氏「あと、宇宙ってロマンがあるじゃないですか」

大阪万博でも、火星の衛星探査機から中継をするという試みも行われるのだそうですが、宇宙の話への盛り上がりが見え始めます。

MC鈴木邦和「吉村さん、宇宙お好きですね?なんか表情が違いますもん」

宇宙飛行士の毛利衛さんと話したエピソードを語り出す、吉村氏。

吉村氏「裏の楽屋で毛利さんに何か質問できるっていったらなんて聞きます?オレ、宇宙人いますか?って聞いたんです。でね、毛利さんは『おると思う』と。」

吉村氏「でね、ボクは聞いたんですよ、会えますかと。そしたら(毛利さん)『会えません』と」

宇宙は距離が非常に遠く、何万光年という空間なので、生命体と生命体が接することはできないと思う、というのが毛利さんの説明だったそうです。

心霊現象などは信じないという吉村氏。宇宙飛行士にとってほかの星に生命体がいるかもしれないという可能性についてどう考えるか、ということに興味があったと説明します。

MC鈴木「吉村さんにこの話聞いてよかったです」

吉村氏「政治的には防衛の観点から、宇宙空間が大切ということ、技術が大切です、ということです」

橋下さん・松井さん……これだけは言いたい!

続いては、維新の会を牽引してこられた橋下氏・松井氏に対してです。

MC鈴木「台本にはいきなり『政治家に復帰してほしいですか』って書かれているんですけど」

吉村氏「日本が沈没しそうになった時には復帰して欲しいですね」

吉村氏は、その心について、どの政党もぐだぐだになってこれじゃまずいなってなった時には、「もう一度捨て身覚悟でやってほしいな」と語ります。ただ一方で、それが大変なのもわかる、と気持ちを寄せますが……

吉村氏「民間人じゃないですか。やりたいようにやってるじゃないですか。そこが腹立ってしょうがない(笑)」

大阪を良くするために維新に入って、市議会から国政を経て大阪市長になった吉村氏。橋下氏と松井氏のタッグがあり、維新の仲間がいて、みんなの積み上げがあっての改革があるとはいえ、「ちょっと自由にやりすぎちゃうか」と苦言を呈します。

吉村氏「(万博や地下鉄民営化など)風呂敷広げていなくなってるところあるから。オレどーすんのこの風呂敷みたいなところから市長が始まって」

行政を変え、街を変えてきた維新の広がりは、「橋下さんと松井さんが既得権とぶつからなければできなかった」と吉村氏は振り返ります。

吉村氏「既得権とぶつかるから、自民党と共産党が一緒になっていくわけです。それでもちゃんとやれば戦えるんです」

とはいえ、吉村氏が「首長のリュック」と呼ぶ、リーダーとしての責任は重たいようです。「どのタイミングになったらリュックをおろせますか?」という質問に対して吉村氏は、公約を守り、やり遂げることが先だと力強く応えました。

吉村氏「公約を実現できなくなったとしても、守るために満身創痍になってやりきるのが政治で大事だと思ってて。一票の重みは公約じゃないですか。ボクは4年間の任期で、『高校の授業の無償化』『府市一体の成長戦略』『万博の成功』を絶対にやりとげ、成功させる。それを乗り越えた時、どうなるか?だと思います」

吉村氏は、維新でも若くて優秀なメンバーが育っていると述べ、「政治の世界、どんどん世代交代やっていった方がいいと思います。」と締めくくりました。

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