日本戦回避の喜び?土壇場被弾にも笑顔の韓国・クリンスマン監督が話題「笑いを隠しきれてない」「顔に出ちゃってる」

韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督[写真:Getty Images]

韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督は一体どんな心境だったのだろうか。
【動画】クリンスマン監督の真意はいかに?土壇場で追いつかれた瞬間の表情

25日、アジアカップ2023のグループE最終節でマレーシア代表と対戦した韓国。すでに突破が決まっている中で、最下位のマレーシアを迎えた。

グループEのもう1試合であるヨルダン代表vsバーレーン代表のスコアと、この試合のスコアにより、グループ内の順位が目まぐるしく変動する状況となった。

打ち合いとなった試合は、後半アディショナルタイムの94分に韓国のソン・フンミンがPKを成功。韓国が3-2とリードを奪うことに成功。このまま韓国が勝利し首位通過し、ラウンド16での日韓戦が実現するかと思われたが、最後にドラマが待っていた。

105分、ボックス中央でパスを受けたマレーシアのロメル・モラールズがそのまま右足を振り抜くとゴール右に吸い込まれ3-3の同点に。そのまま試合は終了し、壮絶な打ち合いは勝ち点1を分け合うこととなった。

この瞬間、韓国はグループ2位通過となり、ラウンド16での日韓戦を回避することとなった。

試合終了間際の土壇場での被弾となった韓国。その瞬間に韓国ベンチのクリンスマン監督がカメラに抜かれた。すると、クリンスマン監督は少し微笑んだような表情。あまり悔しそうな表情ではなかった。

これには、ファンも「追いつかれた監督の顔じゃない」、「笑いを隠しきれてない」、「顔に出ちゃってる」、「日本戦回避の喜び」とコメント。日本戦を回避したかったのではないかと指摘している。

ただ、マレーシア戦に主力選手たちを起用したクリンスマン監督は試合後のインタビューで「目標は勝利することであり、グループ1位を目指した。日本を避けるつもりなどなかった」と、日本戦を回避しようとしたわけではないと語っていた。

なお、グループ2位通過となった韓国は、この試合の後に行われたグループF最終節でタイ代表と引き分けたサウジアラビア代表とラウンド16で対戦することが決まっている。

© 株式会社シーソーゲーム