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秋田の県民魚ハタハタの記録的な不漁が続く。かつては冬場の庶民の貴重な食料として重宝されてきたが、今や漁獲量がめっきり減少。市場に出回っても手が出せない高級魚になったと嘆く人も多い。秋田魁新報社は「こちらさきがけ特報班」のLINEアカウントやSNSでハタハタに関するアンケートを実施。833人から回答を得た。今冬は食べていないとする人が全体の6割近くを占めた一方、食文化の衰退に対する思いを尋ねた自由記述欄からは、回答してくれた県民らの変わらぬハタハタ愛も伝わってきた。
(デジタル編集部・喜田良直)