大阪の「ちりとり鍋」が4位に、全国のユニーク鍋ランキング

旅行情報誌「じゃらん」(代表:北村吉弘)が、全国の鍋のなかから『ユニークだと思うご当地鍋ランキング』を発表。関西からは「ちりとり鍋」(大阪府)、「しし鍋」(奈良県)、「じゅんじゅん鍋」(滋賀県)がトップ10入りを果たした。

『じゃらん』ユニークなご当地鍋ランキング一覧

冬に恋しくなるグルメのひとつ「鍋料理」。好きな鍋では「すき焼き」や「もつ鍋」、「水炊き」などが挙げられることが多いが、今回は名前からは味の想像がつかないさまざまなご当地鍋がランクインする結果となった。

4位の大阪府「ちりとり鍋」は四角い形の鉄板に、ホルモンや牛肉とたっぷりの野菜を煮込んで食べるピリ辛の鍋。その独特の形がちりとりに似ていることから名付けられ、アンケートでは「名前がユニーク」「四角い鍋がインパクトある」と、ほとんどが名前のおもしろさに関する内容となった。

また、7位の奈良県「しし鍋」は、奈良の山間部に多く生息するイノシシを使った郷土料理で、香味野菜や薬味を使って肉の臭みを消し、味噌をベースに煮込んだもの。10位の滋賀県「じゅんじゅん」は、湖魚などをすき焼き風に味付けした鍋で、具材を煮るときの音が「じゅんじゅん」と聞こえたことからその名がついたという。

そのほかのランキングトップ10は以下の通り。1位/どじょう鍋「東京都」、2位/ねぎま鍋「東京都」、3位/美酒鍋「広島県」、5位/しし鍋(しし汁)「石川県」、6位/きりたんぽ鍋「秋田県」、8位/茨城 あんこう鍋「茨城県」、8位/桜鍋「東京都」。

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