MLBネットワークによる中堅手トップ10 トラウトは9連覇ならず

MLBネットワークでは毎年、各ポジションのトップ10を選出している。様々な指標をもとにランキングを作成。先発投手部門でゲリット・コール(ヤンキース)、捕手部門でアドリー・ラッチマン(オリオールズ)、遊撃手部門でコリー・シーガー(レンジャーズ)、右翼手部門でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、二塁手部門でムーキー・ベッツ(ドジャース)、一塁手部門でフレディ・フリーマン(ドジャース)、左翼手部門でヨーダン・アルバレス(アストロズ)が1位に選ばれたのに続き、中堅手部門のトップ10が発表された。

MLBネットワークが発表した中堅手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 アーロン・ジャッジ(右翼手1位)
2 フリオ・ロドリゲス(3)
3 ルイス・ロバートJr.(8)
4 マイク・トラウト(1)
5 マイケル・ハリス2世(5)
6 ジェームス・アウトマン(圏外)
7 バイロン・バクストン(2)
8 セドリック・マリンズ(7)
9 TJ・フリードル(圏外)
10 ブランドン・マーシュ(圏外)

2015年にアンドリュー・マカッチェンの後塵を拝して2位になったあと、2016年から1位の座を守り続けてきたトラウトが4位に後退。中堅手部門9連覇を達成することはできなかった。近年は故障によって稼働率が大幅に低下し、130試合以上に出場したのは2019年が最後。昨季は82試合しか出場できず、メジャー定着後の自己ワーストとなるOPS.857に終わっており、トップ陥落も致し方ないところだろう。

トラウトに代わって1位となったのは、フアン・ソトの加入によって今季は中堅手として起用される予定のジャッジ。昨年のランキングでは右翼手部門の1位だったが、今年は中堅手部門の1位に選ばれた。昨季は故障で106試合の出場にとどまったものの、それでも37本塁打、OPS1.019を記録。2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ったのは記憶に新しい。

昨年のランキングで3位だったマリナーズの若きスター、ロドリゲスが2位に浮上。ロバートJr.は昨年の8位から大きく順位を上げ、トップ3入りを果たした。ハリス2世、バクストン、マリンズもトップ10圏内をキープ。アウトマン、フリードル、マーシュの3人が新たにトップ10入りを果たしている。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

The post MLBネットワークによる中堅手トップ10 トラウトは9連覇ならず first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.