プロスペクト外野手トップ10 ブリュワーズ・チョーリオが1位に

MLB公式サイトでプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」では、2024年版の「ポジション別プロスペクト・ランキング・トップ10」を発表しており、右腕、左腕、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手に続いて日本時間1月26日にはプロスペクト外野手トップ10が発表され、全ポジションの発表を終えた。あす、日本時間1月27日午前9時からMLB公式サイトとMLBネットワークで1時間半の特別番組が放送され、2024年版の「プロスペクト・ランキング全体トップ100」が発表される予定となっている。

非常に層が厚い外野手部門で1位に選ばれたのは、メジャーデビュー前のマイナーリーガーとしては史上最高額となる総額8200万ドルの長期契約をブリュワーズと結んだジャクソン・チョーリオだ。まだ19歳だが、昨季はマイナーAA級とAAA級で合計128試合に出場し、打率.282、22本塁打、91打点、44盗塁、OPS.805を記録。オープン戦の出来次第では、開幕ロースター入りの可能性もあるとみられる。

2位には昨年のポストシーズンでも活躍したエバン・カーター(レンジャーズ)がランクイン。今季はア・リーグの新人王最有力候補と目されている。3位から6位には昨年のドラフト全体2~5位で指名された有望株がズラリ。このうち、3位のワイアット・ラングフォード(レンジャーズ)と4位のディラン・クリューズ(ナショナルズ)は今季中のメジャーデビューが予想されている。

チョーリオ、カーター、ラングフォード、クリューズに加え、7位のジェームス・ウッド(ナショナルズ)、8位のピート・クロウ=アームストロング(カブス)、9位のコルトン・カウザー(オリオールズ)も今季メジャーでプレーすることを期待されている選手だ。なお、現時点で発表されているのは外野手トップ10だけだが、「MLBパイプライン」によると、あす発表予定の全体トップ100には26人もの外野手がランクインしているという。

「MLBパイプライン」が発表したプロスペクト外野手トップ10は以下の通り。

1 ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)
2 エバン・カーター(レンジャーズ)
3 ワイアット・ラングフォード(レンジャーズ)
4 ディラン・クリューズ(ナショナルズ)
5 ウォーカー・ジェンキンス(ツインズ)
6 マックス・クラーク(タイガース)
7 ジェームス・ウッド(ナショナルズ)
8 ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
9 コルトン・カウザー(オリオールズ)
10 ロマン・アンソニー(レッドソックス)

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