安全安心な岡山のために精進 県警察学校 初任科15人卒業

警察官としての決意を述べる宮本巡査(中央)

 岡山県警察学校(岡山市北区玉柏)で26日、初任科第223期の卒業式があり、15人(男性13人、女性2人)が警察官としての新たな一歩を踏み出した。

 家族や関係者ら約60人が見守る中、河原雄介県警本部長が「地域住民の声に耳を傾け、強く、正しく、温かい警察官として大いに活躍してほしい」と訓示した。総代の宮本統矢巡査(26)は「学校で培った体力、精神力、同期の絆を糧として、安全安心な岡山の実現のために日々精進する」と決意表明した。

 卒業生は昨年4月から10カ月間、刑法や逮捕術など基礎を学んだ。26日付で県内7署に配属され、交番勤務に当たる。

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