今季のヤンキースは2番ソト、3番ジャッジ 指揮官が構想明かす

昨季は出場したほとんどの試合で2番打者として起用されたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)だが、今季は3番を打つことになりそうだ。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「ファウル・テリトリー」のポッドキャスト番組に出演した際、「常に考えているが、今のところはフアン・ソトが2番、ジャッジが3番を打つことになるだろう。150試合以上、彼らが打線に並んでくれることを期待している」とコメント。また、ジャッジを多くの試合で中堅手として起用する予定であることも明らかにした。

2番ソト、3番ジャッジという構想を明かしたブーン監督だが、この2人の前を打つ1番打者はまだ決めておらず、DJ・ラメイヒュー、グレイバー・トーレス、アレックス・バーデューゴの3人を候補として考えているという。「ソトとジャッジが並ぶことになると思うが、どちらが2番、どちらが3番になるかはまだわからない。1番や4番に誰が入るかによっても変わってくると思う」とブーン監督。しかし、出塁率が高いソトをジャッジの前に置くことには大きなメリットがあると考えており、現時点では2番ソト、3番ジャッジの順で並べるつもりのようだ。

また、外野手の起用プランについては、ジャッジがセンターを守る機会が多くなることを明言。両翼にソトとバーデューゴが入り、4番手としてトレント・グリシャムが控える形となる。ソトよりもバーデューゴのほうが守備力が高いため、左翼が広いヤンキー・スタジアムでは、バーデューゴに左翼を守らせる方針だ。球場によっては、左翼バーデューゴと右翼ソトを入れ替えるケースも出てくるかもしれない。

なお、ブーン監督はジャッジをセンターに固定するつもりはなく、週に1~2試合は指名打者や左翼手として起用し、ジャッジの負担を軽減するプランがあることを明かしている。また、夏頃に有望株ジェイソン・ドミンゲスがトミー・ジョン手術から復帰したあとは、ドミンゲスがセンターを守る機会が多くなることが予想される。ブーン監督は「グリシャムをセンターで起用したい日にジャッジをレフトで起用することもある。指名打者に入るケースもあるだろう。それについてはジャッジとも話しているし、彼も前向きな姿勢を示してくれているよ」と語った。

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