トルビズオンとグリーンサービス、医薬品のドローン配送実験を実施

実証実験概要

今回の実証実験は、ドローン活用によりCO2排出量を削減するとともに人口減少・高齢化に伴う労働力不足、地域の物流網維持、防災・減災等の課題解決を図るために実施されたという。

グリーンサービスは過去にも2021年に同地区において災害時における物資輸送の実証実験を、今年2月には愛知県新城市にてドローンと自動車のハイブリッド方式による医薬品配送の実証実験を実施している。

今回の実証実験ではオンライン診療ののち、薬局から患者が待つ公民館へのドローンによる医薬品配送を実施した。

西伊豆町にある池田医院の池田医師が同地区の患者にオンライン診療を行い、ひまわり薬局にて医薬品を調剤・オンライン服薬指導、ドローンの医薬品専用ボックスに格納したのち、グリーンサービスがドローンにて宇久須川上空を空輸し、患者の待つ神田公民館駐車場まで届けた。

輸送に使用したボックスは専用のアプリを用いて開錠されるため、医薬品の受取人以外が開錠することを防ぐことができる。

また、医薬品は遮熱材を利用したボックスに格納されるため、医薬品は適切に温度管理されるという。

医薬品配送ボックス

飛行ルート

飛行ルート

下記2拠点を往復飛行

  • ①ひまわり薬局
  • ②神田公民館

参加団体

  • ・株式会社グリーンサービス
  • ・中北薬品株式会社
  • ・池田医院
  • ・ひまわり薬局
  • ・西伊豆町
  • ・株式会社トルビズオン

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