岡山県内で新型コロナの新たな変異株「JN.1」検出  患者数は4カ月ぶり1医療機関あたり10人を超える

岡山県は26日、定点把握に基づく直近1週間(1月15日~1月21日)の新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。

指定する84の医療機関から報告があった感染者数は955人(前週728人)で1医療機関あたり11.37人(前週8.67人)でした。1医療機関あたり10人を超えたのは9月18日から24日の集計以来、およそ4カ月ぶりです。

また、1週間でゲノム解析した47件のうち、オミクロン株の1つである新たな変異株「JN.1(ジェイエヌ・ワン)」が7件、岡山県で初めて検出されました。JN.1はWHOが「注目すべき変異株」に指定していて、海外で急速に拡大しています。

1月24日時点の入院患者数は483人(前週361人)で、うち重症者は6人です(前週2人)。入院患者数の目安が上から2番目となる「段階2」(373人)になったため、岡山県は24日から即応病床を123床に増やしました。

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