七尾の住宅被害1万戸超える 能登半島地震

崩れ落ちた塀=2日、七尾市の室木家

 石川県の26日午後2時までの集計によると、県内の住宅被害は前日から582戸増えて4万2416戸となった。各市町で調査が進み、七尾市で1万戸を超えた。

 内訳は七尾市1万2戸、能登町5千戸、珠洲市4645戸、志賀町4246戸、金沢市3626戸など。前日の公表時に2212戸としていた中能登町は2重に数えていた住宅があり、1892戸に修正した。

 死者数は236人で前日から変わっていない。内訳は輪島市101人、珠洲市99人、穴水町20人、能登町8人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者は志賀町で軽傷者が2人増え、計1178人。

 連絡が取れない安否不明者は輪島市15人、珠洲市4人の計19人。

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