スープすーぶ「りゅうさんち」が連続優勝 藻と野菜のうまみたっぷり 沖縄・うるま市の食材使い味競う

「ヴィーガンスープカレー」を振る舞うヘルシービストロ「りゅうさんち」の加藤龍如シェフ(左)=14日、うるま市前原・うるマルシェ

 【うるま】第2回うるまスープすーぶ(主催・同実行委員会)が13、14の両日、うるま市前原のうるマルシェで開かれた。同市の食材を使ったオリジナルスープを競うイベントで、市内外から17チームが出店。多くの人が訪れ、さまざまなスープの味に舌鼓を打っていた。

 来場者の人気投票の結果、ヘルシービストロ「りゅうさんち」の「ヴィーガンスープカレー」が2年連続1位に輝いた。カラスミのような味がする同市発の食用藻「うま藻」と、野菜のだしが効いたスープカレー。加藤龍如シェフ(42)は「店ではチキンカレーにうま藻を活用しているが、コンテストに出品するためスープカレーに使った。多くの人が楽しんでくれてうれしい」と話した。

 スポーツトレーナーが監修した添加物不使用の具だくさんスープ「酵旨辛チゲスープ」を食べた高江洲里子さん=沖縄市=は「調味料も全て手作りと聞いた。体に優しいし、温まる」と笑顔で話した。(中部報道部・又吉朝香)

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