春のセンバツ高校野球 滋賀・近江高校が2年ぶり7度目出場決める

近江高校(滋賀県彦根市松原町)

 第96回選抜高校野球大会の選考委員会が26日、大阪市内で行われ、昨秋の近畿大会で8強入りした近江が2年ぶり7度目の出場を決めた。

 近江は、エース右腕西山の小気味よい投球が光り、打撃陣も少ない好機を確実に生かす粘り強さが持ち味。昨秋の滋賀県大会を制し、近畿大会では1回戦で興国(大阪3位)に2-0で競り勝ってベスト8に進出。準々決勝では京都国際(京都2位)に0-1で惜敗したが、安定感のある投手力が評価され、準優勝した2022年以来となる春の甲子園への切符を手にした。

 選抜大会は32校が出場し、3月18日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は3月8日に実施する。

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