報徳がセンバツ出場 2年連続23度目 兵庫県勢で最多更新

昨秋の近畿大会1回戦で奈良大付を破り、駆け出す報徳ナイン=2023年10月21日、大阪シティ信用金庫スタジアム

 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が26日、大阪市内であり、近畿地区から兵庫の報徳が選出された。準優勝した前回大会に続いて2年連続23度目の出場を決め、県勢最多を更新した。

 報徳は昨秋の県大会で2連覇。近畿地区大会では準々決勝で優勝した大阪桐蔭に3-4で惜敗し、ベスト8となった。間木歩主将、今朝丸裕喜投手の右腕2人を軸とした投手力が強みで、阪神地区大会から10試合で計4失策と堅守を誇る。

 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市にある日本航空石川も選ばれた。組み合わせ抽選会は3月8日に行われる。(初鹿野俊)

### ■昨秋近畿大会の登録メンバー

部長 礒野 剛徳 監督 大角 健二 投◎間木  歩②(天王寺川) 捕 徳田 拓朗②(笹原) 一 斎藤 佑征②(別府) 二 山岡 純平①(大阪・旭陽) 三 西村 大和②(兵教大付) 遊 橋本 友樹①(香寺) 左 渡辺 隆生②(愛知・逢妻) 中 福留 希空②(上甲子園) 右 安井 康起②(天王寺川) 控 今朝丸裕喜②(本庄) 〃 伊藤 功真②(奈良・香芝北) 〃 操野 拓真②(大阪・山田) 〃 貞岡 拓磨②(白川台) 〃 西川 成久②(深津) 〃 辻本 侑弥②(報徳) 〃 山本 信彪②(甲武) 〃 馬場 啓太①(大阪・杉) 〃 星山 豪汰②(報徳) 〃 安田 羽瑠②(福岡・志免) 〃 金谷 怜英①(大阪・豊津西) (注)丸中数字は学年、◎は主将、かっこ内は出身校

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