13年物のアイアンも ダニエル・バーガー復帰戦の14本

ダニエル・バーガーが愛用するのは2011年モデルのアイアン※写真は2022年「セントリートーナメント」( Gregory Shamus/Getty Images)

ダニエル・バーガーは、けがにより19カ月間遠ざかっていたPGAツアーに前週の「ザ・アメリカンエキスプレス」で復帰し、39位タイで終えた。

GolfWRX.comは、彼が予選落ちに終わった「ファーマーズインシュランスオープン」の開幕前、開催コースのトリー・パインズGCでバッグの中身を確認した。

戦線離脱前のバーガーは、ツアーで最も語り草となったアイアンの一つである2011年リリースの「テーラーメイド ツアープリファードMC」を使用していた。

以前、GolfWRX.comでもレポートした通り、テーラーメイドは既にこのアイアンの製造を終了しており、彼はウェブサイト上でそれぞれ個別の売り手からこのアイアンを購入しているのである。それだけ古いアイアンなのだ。

バーガーが使用する「テーラーメイド ツアープリファード MC(2011)」(GolfWRX)

ツアープリファード MCの利点は、キャビティバック的な寛容性とブレードアイアンのような見た目の両立にある。さらに1025カーボン鋼を鍛造して作られており、独特の視認可能なウエイトをバックキャビティに搭載し、すべての番手で的確な重心位置の配置を実現している。

バーガーは2022年にトーリーパインズで、GolfWRX.comに対し、「僕は複数のセットを持っていて、それらは色々なところからかき集めたんだ。1セットはオンラインで買った。インターネット上で知らない人からね。彼はソーシャルメディアを通じて僕に知られてくれた。これは完璧なセットなんだ」と述べている。

ドライバー「ピン G430 LST」(GolfWRX)

とはいえ、バーガーのクラブがすべて古いわけではない。火曜のトーリーパインズでは、ピン G430 LSTドライバー、2本のテーラーメイドQi10ツアー フェアウェイウッド(4番16.5度、6番21度)、そしてタイトリスト ボーケイSM10ウェッジ(56、62度)、更には新しいスコッティキャメロン ファントム プロトタイプパターを使用していた。

6番ウッド「テーラーメイド Qi10 ツアー」 (GolfWRX)

信頼できるアイアンは替えていないものの、その他のギアは、長いブランクがあったにも関わらず最新のクラブにアップデートしている。

バーガーが「ファーマーズインシュランスオープン」で使用するギアは次の通り。

ウェッジ「タイトリスト ボーケイSM10」(GolfWRX)

ドライバー:ピン G430 LST(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット ベンタスブラック 6X

4番ウッド:テーラーメイドQi10ツアー(16.5度)
シャフト:藤倉コンポジット ベンタスブラック 7X

6番ウッド:テーラーメイドQi10ツアー(21度)
シャフト:藤倉コンポジット ベンタスブラック 8X

アイアン:テーラーメイド ツアープリファードMC(2011年モデル)(4番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.5

ウェッジ: タイトリスト ボーケイSM9(50度)、タイトリスト ボーケイSM10(56、60度)
シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.5(50度)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー S400(50、60度)

パター: スコッティキャメロン ファントム プロトタイプ

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

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