飲食店の弁当で食中毒 8人が腹痛など訴える ノロウイルスを検出=静岡・小山町

静岡県小山町の飲食店が提供した弁当を食べた8人が腹痛、発熱などを訴え、県は食中毒と断定しました。

静岡県の発表によりますと、小山町藤曲の飲食店が1月16日に提供した弁当を食べた3つのグループ計29人のうち、8人が翌日から腹痛、下痢、発熱などを訴えたということです。8人は全員回復しているといいます。

患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出されたため、県は弁当が原因の食中毒と断定し、この飲食店を26日から当分の間、営業禁止としました。

弁当には、ご飯、豚しゃぶ、サバ煮つけ、ホウレンソウのごま和え、ホイコーロー、ニラ玉が入っていました。

県の担当者はノロウイルスの対策として「食品への二次汚染を防ぐため調理前、トイレの後は石けんで手を十分に洗ってほしい」と呼びかけています。

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