ヤマハ発動機子会社、水素エンジン搭載ゴルフカー「DRIVE H2」を世界初公開

同モデルは、米国・フロリダ州で開催中のゴルフ業界最大級イベント「PGAショー」にワールドプレミア(世界初公開)として出展している。

同モデルは、米国を中心に世界各地で販売している4人乗りゴルフカー「DRIVE2 CONCIERGE4」をベースにしている。水素エンジンは既存の技術を活かせ、同時に燃焼時CO2を排出しない内燃機関となっている。そのため、同社でも従来の知見と脱炭素を両立できる可能性を秘めた技術として、研究・開発を進めているという。車両には気体用高圧水素タンク2本(各25L)を、運転席下と後部座席背面に搭載している。

同社は水素エンジンを搭載したコンセプトモデルとして、発電機、ROVなどをこれまでに発表している。今回のイベント出展により、ヤマハ発動機グループの脱炭素実現に向けた新たな挑戦を世界に発信している。

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