JR京都線が運転見合わせ レールに隙間、6万人影響

 26日午前2時55分ごろ、大阪府吹田市のJR東海道線(京都線)東淀川―吹田間で、レールのつなぎ目の部品にひびがあるのを定期巡回中だったJR西日本の係員が見つけた。修繕のため、同日正午から京都線の京都―大阪間で約1時間、運転を見合わせ、上下計50本が運休、計73本に遅れが出て約6万人に影響した。

 JR西によると、レール同士の隙間が20ミリ程度まで開いた。「事故に至るほど危険な状態ではない」として、朝の通勤・通学ラッシュの時間帯は運行を継続。現場付近では始発から京阪神を結ぶ新快速電車や北陸方面に向かう特急などを時速15キロ程度まで減速して運転した。

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