日本の金メダル、17個と予測 パリ五輪でデータ会社

パリ市庁舎に掲げられた五輪マーク=2023年4月(AP=共同)

 【パリ共同】スポーツデータの分析や提供を行う専門会社、グレースノート(本社・米国)は26日、開幕まで半年となったパリ五輪のメダル予測を発表し、日本は金メダル17個、メダル総数では世界4位の56個(銀15、銅24)とした。2021年の東京五輪は金27個、総数は58個だった。

 金メダルは柔道が6個と予想。兄と妹でそろって2連覇を目指す男子66キロ級の阿部一二三と女子52キロ級の阿部詩、男子60キロ級の永山竜樹、女子70キロ級の新添左季、同48キロ級の角田夏実、混合団体を挙げた。

 体操男子は団体のほか橋本大輝の個人総合と鉄棒、陸上女子やり投げの北口榛花も「金」とした。

 レスリング女子の優勝予測は2連覇を狙う50キロ級の須崎優衣をはじめ、53キロ級の藤波朱理、57キロ級の桜井つぐみの3人。フェンシングで女子サーブルの江村美咲と男子フルーレ団体、スケートボード女子パークの開心那、セーリング混合470級の岡田奎樹、吉岡美帆組も頂点に立つとしている。

 国・地域別では米国が金37個、総数129個で1位。

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