契約延長交渉が完全停滞…やはりダンフリースは今季限りでインテル退団か

ダンフリースのインテル退団に現実味[写真:Getty Images]

オランダ代表MFデンゼル・ダンフリース(27)はインテル退団の公算が大きくなっているという。『フットボール・イタリア』が伝えている。

インテル不動の右ウイングバック・ダンフリース。2020-21シーズンのスクデットに大貢献したアクラフ・ハキミの後釜という、決して簡単ではないミッションを任された韋駄天だが、その資質をイタリアの地でも存分に発揮して今日に至る。

しかしここ最近出番が少なくなっており、現地メディアの論調を総合すると、2025年6月までとなっている契約の延長交渉の完全停滞が背景にあるとのこと。以前から売却の噂が絶えない27歳は、今夏の退団が現実味を帯びているという。

というのも、代理人を通じて500万ユーロ(約8億円)への昇給を要望も、インテルの提示は一貫して最大400万ユーロ(約6億4000万円)。また、インテルは今冬ダンフリースの将来的な後継者としてカナダ代表MFタジョン・ブキャナン(24)を確保している。

ダンフリース側の昇給要望に応じる可能性は限りなく低いとされ、今季終了後にマンチェスター・ユナイテッドかバイエルンへ売却するのが今のところ妥当な線。ダンフリースからブキャナンへ…財務面も考慮して早めに血の入れ替えを実行するといったところか。

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