1月26日は文化財防火デー 法隆寺で放水訓練

1月26日は「文化財防火デー」75年前に壁画が焼け制定のきっかけとなった法隆寺では火災から文化財を守るため放水訓練が行われました。

現存する世界最古の木造建築物である法隆寺では75年前の26日、金堂の火事で壁画が焼損。国ではそれをきっかけに1月26日を文化財防火デーと定めました。26日は、僧侶らが壁画が保管されている収蔵庫の前などで、文化財を守るため75年前のような火災を起こさないよう誓い、法要を行いました。

その後、消防団員らが収蔵庫の屋根に設置されている消火設備を作動。また、消防車を使って境内の池から水をくみ上げ勢いよく放水しました。参加した人たちは文化財を守り、未来に残し続けるための意識を改めて確認していました。

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