【大相撲初場所2024】「神回避」「宇良-翔猿にハズレなし」 “宇良の1ミリ”にネットも興奮隠せず

写真はイメージ(C)Getty Images

26日、大相撲初場所2024の13日目幕内取組が行われた。9日目から休場していた朝乃山(29、西前頭7枚目・高砂部屋)が白星を飾ると、結びの一番は照ノ富士(32、横綱・伊勢ヶ濱部屋)が琴ノ若(26、東関脇・佐渡ヶ嶽部屋)を下し優勝戦線に踏みとどまった。

そんななか、ひと際注目を集めたのが宇良(31、西小結・木瀬部屋)と翔猿(31、東前頭四枚目・追手風部屋)の取り組み。2023年の5月場所に相対した際は25年ぶりとなる決まり手”ずぶねり”が飛び出すなど、幾多の名勝負を繰り広げてきた両者。この日の相撲でも土俵際までもつれたことで“物言い”がつけられた。

◆【実際の映像】「え、これ手ついてない?」翔猿の勝利と思いきや……宇良の「神回避」

土俵の外まで吹っ飛んだ翔猿と、背中から落ちる形となった宇良。ひと目ではわからない決着だったが、映像を見ると、宇良の手が先につきそうなところからギリギリ回避に成功。先に翔猿の足が出ていたことで軍配は宇良に上がった。

この一番にネットでは「宇良の1ミリ!」「宇良の1ミリ爆誕」「三苫の1ミリみたいな宇良ちゃんの1ミリ」と、AFCアジアカップを戦うサッカー日本代表・三苫薫になぞらえて反応。宇良と翔猿の名勝負に興奮を隠せない様子だった。

【大相撲初場所2024 13日目の主な結果】

〇照ノ富士(32、横綱・伊勢ヶ濱部屋)-●琴ノ若(26、東関脇・佐渡ヶ嶽部屋)
〇霧島(27、東大関・陸奥部屋)-●豊昇龍(24、西大関・立浪部屋)
●翔猿(31、東前頭四枚目・追手風部屋)-〇宇良(31、西小結・木瀬部屋)
●豪ノ山(25、東前頭3枚目・武隈部屋)-〇朝乃山(29、西前頭7枚目・高砂部屋)
●隆の勝(29、東前頭12枚目・常盤山部屋)-〇大の里(23、西前頭15枚目・二所ノ関部屋)

◆25年ぶり珍手”ずぶねり”とは……2023年5月場所の翔猿-宇良の取り組み

◆【大相撲初場所2024】照ノ富士、霧島、琴ノ若が2敗で並ぶ 照ノ富士が琴ノ若を破り引きずり降ろす 霧島は「二枚蹴り」で豊昇龍を下す

(SPREAD編集部)

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