現役の小5教師が『小5クイズ』挑戦 賞金300万の最終問題を前に“教え子”からのアドバイスでまさかの決断!?

1月26日放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』では久々の一般募集枠からの出場者が登場。今回は埼玉県の公立小学校で5年生の担任を受け持つ現役の先生、山本秀さんが『小5クイズ』の問題に挑んだ。

山本先生が出場を決めた1番の理由は、愛する妻と子どものため。子どもの検診で病院に行くときに使う車を買う資金にしたいと意気込んでいた。しかし、現役の小5の先生が小5クイズに挑むという前代未聞の挑戦ということもあり、かなりのプレッシャーを感じながらの挑戦スタートとなった。

1問目、『火き厳禁』の“き”の字として正しいのは『A:器』と『B:気』のどちらかを選ぶ問題に、山本先生は「学校にも貼ってあるのでA(器)だと思います」と「A」を選択。しかし「1問目では絶対に間違えられない」と再度思い悩み、救済システムを使うことも考えた末、最終的に選んだ答えは『B:気』の方だった。もちろん正解は『B』。MCの劇団ひとりも「最初Aとかいうから心臓口から飛び出そうに(笑)」と話すほど、1問目から訪れた大ピンチにスタジオ中が肝を冷やしていた。

これで緊張がほぐれたのか、2問目からは順調に正解を出していく山本先生。7問目、洗濯物のつり干しを推奨するマークを答える問題では「家庭科の先生が教えてくれたので」と正解するなど、同僚の先生からの協力に感謝しながら答えていった。

そして、賞金100万円の10問目は、「人と鏡の間に仕切りを入れ、横から見たとき鏡に人は映る?」という問題。妻と子どもが見守る中、悩みに悩んだ末に『映る』を選択。そして見事正解。(鏡と人を遮っても、鏡の遮られていない部分に反射するため、横の人から見ると映るとのこと)

救済システムの助けも借りながら、なんとか10問目までクリアした山本先生。実は自分が担任する児童から「10問正解したら読んでほしい」と手紙を渡されていた。初めて手紙に目を通す山本先生。その手紙には「11問目にはちょうせんせず、10問目でおわりにするのがいいと思います」と、まさかのドロップアウトを勧める一文が。その理由として“先生の努力が賞金として形になってほしい”ということと“一般人はそう簡単に(テレビに)出られないのでリベンジも難しい”ことが挙げられていた。これにはMCの劇団ひとり、佐藤隆太もそろって大笑いしつつ、「すごく冷静な生徒さん!」と手紙の内容を絶賛していた。

結局「クラスの子どもたちと同じぐらい妻と自分の子どもも大切に思っている」と理由を述べた山本先生はここでドロップアウトを宣言。見事賞金100万円を獲得した。

後日、担任しているクラスで100万円獲得を報告した山本先生に子どもたちは大喜び!「100万円でドロップアウトしたことはいい判断だったと思う」「しっかり10問解いて、先生はやっぱりすごい人なんだと改めて尊敬します」と、賞金のみならず子どもたちからの信頼も獲得していた。

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写真提供:(C)日テレ

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