姿現さずとも国会の議場には今も名札が… 東京地検特捜部 衆議院議員池田佳隆被告らを起訴 政治資金規正法違反の罪 

自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、東京地検特捜部は安倍派の池田佳隆衆議院議員と政策秘書を起訴しました。

政治資金規正法違反の罪で起訴されたのは、衆議院議員の池田佳隆被告57歳と政策秘書の柿沼和宏被告45歳の2人です。

東京地検特捜部などによりますと、池田被告らはおととしまでの5年間で、安倍派から総額およそ4800万円のキックバックを受けたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載しなかった罪に問われています。

一連の裏金事件では、すでに大野泰正参議院議員64歳が在宅起訴、谷川弥一前衆議院議員82歳が略式起訴されています。

折しも1月26日、新年度の予算案などを審議する通常国会が開会しました。

(木下 大記者 衆議院本会議場)
「現時点で池田議員は現職の国会議員であることに変わりありません。したがって、議場にはきょうも池田議員の席は残ったままになっています」

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