ブラジルのゴル航空は、ニューヨーク南部地区連邦破産裁判所に連邦破産法第11条（チャプター11）を申請し、破産した。
通常運航を継続し、ロイヤリティプログラムの運営、共同運航（コードシェア）便やインターライン契約を継続する。従業員も保護され、給与は通常通り支払われる。
裁判所の承認を条件として、債権者から9億5,000万米ドルのDIPファイナンスによるつなぎ融資を受ける。債務を再構築し、資本構造を強化する。
ゴル航空は、2001年に設立。ボーイング737型機を141機保有し、ラテンアメリカにネットワークを広げている。直近4四半期連続で高い営業利益率を達成したとしており、12月の座席利用率は82.7％だった。
