【ブンデス第19節プレビュー】首位レバークーゼンは板倉不在のボルシアMGと対戦

[写真:Getty Images]

後半戦スタートとなった前節、首位レバークーゼンがライプツィヒとの上位対決に臨み、ハイレベルな打ち合いを3-2で制した。一方、バイエルンがブレーメンに不覚を取ってレバークーゼンとの勝ち点差が一時、暫定7に広がった。しかし水曜に行われたウニオン・ベルリンとの延期試合を制し、4ポイント差に戻している。迎える第19節、首位レバークーゼン(勝ち点48)は12位ボルシアMG(勝ち点20)と対戦する。

レバークーゼンは前節ライプツィヒ戦、2度リードを許す展開とされながらも2試合連続後半追加タイムに決勝弾を挙げ、劇的勝利。MFフリンポンの負傷交代というアクシデントがあったものの代わって入ったMFテラがゴールと良い流れが続く。また、アフリカネーションズカップで不在のDFコスヌとDFタプソバを欠いている中、DFターとDFインカピエにゴールが生まれたりと、流れが良い。この勢いのままDF板倉不在のボルシアMGを叩きたい。

ブレーメンに不覚を取ったものの延期試合のウニオン戦をシャットアウト勝利とした2位バイエルン(勝ち点44)は10位アウグスブルク(勝ち点21)と対戦。ブレーメン戦では相手の術中に見事ハマって低調な内容に終わったバイエルンだったが、ウニオン戦ではMFコマンとMFサネのポジションを入れ替えるなどトゥヘル監督が策を施した中、相手の堅守をこじ開け勝利をもぎ取った。しかし、ウニオン戦でMFライマー、DFウパメカノが負傷し数週間の離脱に。さらにMFキミッヒも肩を痛めて欠場確定と厳しいが、アウグスブルク戦を制してレバークーゼンにプレッシャーをかけたい。

レバークーゼンに惜敗した4位ライプツィヒ(勝ち点33)は3位シュツットガルト(勝ち点34)との上位対決連戦に臨む。レバークーゼン戦ではMFシャビ・シモンズの華麗弾、FWオペンダ弾で2度リードする展開としたが、課題のセットプレー守備から2失点を喫して敗れてしまった。悔しい敗戦となった中、DF伊藤不在で2連敗のシュツットガルトを下してチャンピオンズリーグ出場圏内の4位キープとなるか。

復帰したMFサンチョが起爆剤となっている5位ドルトムント(勝ち点33)は14位ボーフム(勝ち点20)と対戦。ドルトムントは前節、ケルンに4発快勝。復帰後2戦目で初先発となったサンチョはPKを獲得し、FWフュルクルクのチーム2点目を演出した。ドルトムント復帰後、本来のパフォーマンスを取り戻してる様子のサンチョだが、ボーフム戦でもキレのある動きで決定的な仕事を果たせるか。

◆ブンデスリーガ第19節
1/26(金)
《28:30》
フランクフルトvsマインツ

1/27(土)
《23:30》
ヴォルフスブルクvsケルン
ホッフェンハイムvsハイデンハイム
ブレーメンvsフライブルク
アウグスブルクvsバイエルン
シュツットガルトvsライプツィヒ
《26:30》
レバークーゼンvsボルシアMG

1/28(日)
《23:30》
ウニオン・ベルリンvsダルムシュタット
《25:30》
ドルトムントvsボーフム

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