時速180キロ、パトカーで走行 速度超過疑い 巡査部長を減給3カ月 飲酒運転で処分も 茨城県警

茨城県警本部=水戸市笠原町

時速180キロでパトカーを運転したとして、茨城県警は26日、県警行方署地域課の男性巡査部長(30)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とし、道交法違反(最高速度超過)の疑いで水戸地検に書類送致したと発表した。また、飲酒運転したとして、県警稲敷署地域課の男性巡査部長(56)を停職3カ月の懲戒処分とし、同法違反(酒気帯び)の疑いで龍ケ崎区検に書類送致した。処分はいずれも同日付。

県警監察室によると、行方署の巡査部長はパトカーで昨年9月21日午前2時10~15分ごろにかけ、同県潮来市内を時速約165~180キロで、同県神栖市内を時速約96~103キロで走行した。法定速度はいずれも時速60キロだった。110番通報を受け出動中だったという。

稲敷署の巡査部長は昨年12月15日午後9時50分ごろ、飲酒後に同県龍ケ崎市内を私有車で運転。飲酒検問中の県警竜ケ崎署員に止められた。1月26日付で依願退職した。

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