滝沢市独自デザインの婚姻届 専門学生考案、2月14日から導入

オリジナル婚姻届を手にする(左から)最上春菜さん、高橋羽綺さん、吉田涼さん

 岩手県滝沢市は市制移行10年を記念し、2月14日からオリジナル婚姻届を導入する。チャグチャグ馬コなど地域の魅力を伝えるイラスト入りで、盛岡外語観光&ブライダル専門学校(龍沢尚孝校長)の学生が手がけた。

 同校側から市にオリジナル婚姻届について企画提案し、ブライダルビジネス科2年の吉田涼さん(19)、高橋羽綺(うき)さん(20)、最上春菜さん(20)、田村栞さん(19)の4人が卒業制作の一環で昨年5月に着手した。特産の滝沢スイカやチャグチャグ馬コ、市の鳥であるカッコウや雄大な岩手山などを描き、婚姻届の縁を囲うように配置した。

 2月14日から市民課と東部出張所で配布する。同日はビッグルーフ滝沢で記念セレモニーを開き、事前申し込みした10組限定で学生が考案したアルバムをプレゼントする。

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