バレー配信観戦で被災地支援 Vリーグで「デジタル募金」

能登半島地震被災地支援のため、寄付を呼びかけるバレーボールVリーグ女子1部、PFUの選手ら=20日、金沢市総合体育館(PFU Life Agency LIMITED 2024提供)

 会場に行かなくても、試合を見ながら能登半島地震の被災地を支援―。バレーボールのVリーグを統括するジャパンバレーボールリーグが、試合を無料配信してオンライン上で寄付金を募る新たな取り組みを行った。担当者は「世界中のどこからでもできる、言ってみればデジタル募金」と述べ、今後の活用を見据える。

 リーグは1月20、21日に金沢市総合体育館で行われた女子1部(V1)の計4試合を無料配信し、寄付を呼びかけた。吉田国夫広報・プロモーション部長(52)によると当初は無料配信のみを実施する案だったが、各チームで利用実績があったオンライン上で課金できる仕組みを導入した。

© 一般社団法人共同通信社