琉球大学、全体の志願倍率は0.20倍 国公立大2次試験の中間集計

 文部科学省は26日、国公立大の2次試験志願状況の中間集計を公表した。同日午前10時現在の志願者数は、昨年の中間集計時点より9151人多い5万5102人で、募集人員に対する倍率は0.1ポイント増の0.6倍だった。出願は2月2日まで。

 志願者の内訳は、国立(82大学397学部)が4万2118人。公立(93大学214学部)は1万2984人。独自日程で試験を実施する国際教養大(秋田県)、新潟県立大、叡啓大(広島県)は含んでいない。

 学部別で志願倍率が高いのは、前期日程の国立大では東京芸術大美術の7.7倍や東京工業大情報理工学院の2.1倍など。公立大は山口県の周南公立大経済経営の2.2倍などだった。

 琉球大学は募集定員1210人に245人が志願しており、全体の志願倍率は0.20倍。前期は理学部海洋自然科学科(生物系)0.41倍が最も高く、後期は農学部亜熱帯地域農学科の1倍が高かった。

 県立芸術大学は定員71人に対し67人が志願。県立看護大学は定員55人に対し8人が志願した。

 名桜大は29日午後6時ごろに大学ホームページで志願状況の更新を予定している。

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