クロップの退任決断にペップ「ショック? 少しね…私自身もバルセロナで疲れを感じたし、よくわかる」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の退任発表にコメントした。

2015年10月からリバプールの指揮を執り、7つのタイトルに導くクロップ監督は今季のここまで2度目のプレミアリーグ優勝も視野に入るなか、26日に「エネルギーがなくなってきた」との理由から今季限りでの退任を表明。在任9年で終焉を迎える運びとなった。

サー・アレックス・ファーガソン氏とアーセン・ヴェンゲル氏がいなくなった今、プレミアリーグを代表する指揮官として凌ぎを削り合い、ときに互いを認め合う間柄のグアルディオラ監督は何を思うか。イギリス『BBC』によると、「(ショック? )少しね」とこう述べたという。

「彼は極めて素晴らしい監督。彼のことを詳しく知っているわけではないが、素晴らしい人間だ。リバプールは彼のもと、我々にとって最大のライバルだったし、マン・シティでも我々の一部に残るのではないかと感じていた」

「彼がいなくなるのは寂しい。個人的にもだ。彼がいなくなれば、リバプール戦の前夜にもう少しよく寝れるようになるだろうから嬉しいね! だが、彼の幸せを祈っている。彼は認めていないみたいだが、戻ってくるはずだ」

「長くやっていれば、どんな監督も(疲れを)感じる。私自身もバルセロナでそれを感じたし、よくわかる」

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